人前で話すときの緊張解消法
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人前で話す必要のある時。
スピーチを頼まれたり、大事な会議での発表があったり、授業中にあてられて音読させられたり。
私の前職は司会なのですが、実は私は赤面症なのです。
学校の授業中、先生にあてられ発言をするだけで顔が赤くなっていました。
一度その経験をすると「顔が赤くなったらどうしよう」と思う不安からさらに赤くなっての悪循環。
その私がよくもまぁ、人前で話す仕事を選んだものだと今でも思います。
今も講師の仕事をさせていただいたり人前で話す機会は増えているのですが、
緊張をしたまま仕事に入ると戻すまでに時間がかかりすぎます。
ナレーションの仕事を初めていただいた時、緊張のあまり、顔は真っ赤になって、覚えいてた台本がすべて飛んでしまったことがありました。プロとして失格ですよね。
その時はわからなかったですが、今思うと、「失敗したらどうしよう」「うまくやれるかな」と自分にばかり意識がいっていて、目の前のお客様がどう感じているかということは一切考えていなかったのです。
司会の仕事は自分が主役になるのではなく、お客様の状態(楽しんでいるか、屋外であれば熱中症、人込みであれば将棋倒しにならないか)などに気を配り進行状況に注意を向け円滑にステージが進む様にサポートするのですが、そこに気を配っていれば、自分に意識を向ける暇はないのです。
人前でお話をされる機会のある方は、自分に意識を向けるのではなく、
相手の状況や状態(会議であれば皆さんに説明が伝わっているか、疑問や反論がありそうかななどを表情で確認したり)に意識を向けてみてください。
とは言っても、始まる前は私もいまだに緊張はします。
その時には、自分が落ち着く方法を作っておく です。
これは普段から癖として行うのが一番ですので、緊張しやすい方は自分が落ち着く方法を日ごろから実践していざというときに慌てずに行える様になさってください。
私が日ごろから行っている自分が落ち着く方法をお伝えいたします。
アスリートの方も実践されている方法です。
まず、こぶし1個分くらいに足を開き体を安定させて立ちます。
骨盤の位置を左右対称にするイメージで落ち着かせ、両手を上にあげて肩からストンと落としまっすぐに立ちます。
首を後ろに倒してから(緊張が強いときは2~3回まわしてから)ストンと正面を向きます。
これで体に余計な力が入らず体が安定します。
目を閉じて、鼻から息を吸って口からゆっくりと吐きます。3回くらいを目安に行いますが、呼吸が浅いときは、さらに繰り返します。
慣れると時間はかからず、行えます。
体を安定させて、心が落ち着く方法です。
私は最後に口角をあげて息を大きく吐いて、出番!としています。
人前で話す緊張が強い方は一度お試しください。