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怒りをコントロールするって、我慢するとか、怒っていないことにする という事ではありません。
怒りを手放して自分が解放されることなのです。
怒りは、何かの感情をないがしろにして生まれる二次感情です。
その奥には必ず何かの感情が潜んでいます。
だから、怒っていることを我慢したり、怒っていなかったことにしてしまうと
その奥にある感情を放ったらかしにしてしまう事になります。
普段は忘れていても、同じ様な状況になると
「いつもそうだ!」「なんで、自分だけがこんな目に」「何回言えばわかるの」
って怒りが倍増することありませんか?
これは、放ったらかしにされた感情が、見なかった感情が何かの引き金で一瞬にして思い起こされるからです。
「いつもそうだ!」「なんで、自分だけがこんな目に」「何回言えばわかるの」
これらの言葉の奥には、どんな感情がありますか?
いつも同じ繰り返しで、むなしい。
自分だけがこんな目にあっている様な気がするくらい、つらい。
わかってくれなくて、寂しい、悲しい
怒りをはがしてゆくと、むなしい、寂しい、つらい、悲しい などの感情がみえてきませんか?
この感情を癒してあげられるのは、自分だけです。
こんな気持ちにさせた相手が癒すべきだ と思うこともあるかもしれません。
怒ることをやめたら、相手が自分にしたことを許すことになるからといつまでも怒りを手放せないかもしれません。
相手が反省をするまで、この傷ついた感情を癒すまで、許さない。と思うかもしれません。
でも、相手は思う様に対応してくれるとは限りません。
相手の対応に任せていたら、いつまでも放ったらかしにした感情はそのまま癒されることがありません。
怒りをコントロールするというのは、
放ったらかしにしている感情を「あぁ、自分は今、怒るくらい悲しいんだ」と認めてあげて、
その悲しみが癒える様に、誰かに話しを聞いてもらったり、自分が癒されることをしたり、泣いたり、して、たまった感情を流してあげることだと思います。
自分で自分を癒すこと と、相手を許す ということは同じではありません。
傷ついたり嫌な思いをしたりして、
自分を苦しめるために大切な時間を使う必要はないのではないでしょうか?
感情があると認めて流してゆくことを心理カウンセリングでも行っていきます。
一人では難しいなと思われた時にはお手伝いさせていただきます。
また、なぜ、悲しいって、寂しいって思うのか というところも一緒にみてゆくお手伝いもさせて頂けます。
同じ場所に心があることに疲れたら、ご連絡くださいね。