投影とは
心理スクール
投影とは、もの や 人 に心を映し出すもの。
人は色んなことに、無意識で自分の心を映し出します。
なんとなく嫌だなって思う人が、実は自分が「やっちゃダメ」って禁止しているものをしている人だったり
自分がこれまで許されなかったことをしている人だったり、自分の中の嫌いな自分を持っている人だったり。
映し出されているものは人それぞれです。
心理カウンセリングの中では、抑圧されているものを 何か に投影して、感情を流し出すということを行います。
投影を使ったものは、絵画セラピー、箱庭セラピー、コラージュセラピー など、様々あります。
抑圧というのは、自分では受け入れがたい(セルフイメージとあわない、幼少期の親からの価値観の刷り込み、などが理由)気持ちや願望を無意識のうちになかったことにしているものをさします。
「無意識」のうちに抑え込んでいる ので、意識下では、出てくるのは難しいのです。
「なんか しんどい」「なんか 嫌い」「なんか イヤ」「なんか むなしい」など この「なんか」がよく起こっていると、抑圧さているものかもしれないですね。
こういう時には、投影を使ったセラピーで、無意識にアプローチし、なかったことにしていた感情を、適切に外に流していきます。
しんどい イヤ だるい むなしい
こういうったものがかかっている時は、頭の中に靄がかかっている様で、ものの見方や考え方にも 靄がかかることはありませんか?
この「なんか」が続いて、心が重くなってきたら、一度、お試しを頂きたい方法です。
クレヨンの箱の中から 何か気になる色を1本とって、紙の上に、大胆に大きく グッと線を書いてみてください。
そこからは、心の思うまま、その紙を好きな様に塗りつぶしていきます。
最初は抵抗がある場合でも、段々と気持ちがのってきます。
ぶわー!!!と塗っても良いし、紙からはみ出しても良い。
色を塗り重ねても良いし、1色でまとめても良いです。
こんな感じです
いかがでしょうか?
「なんか」心が軽くなった感じがしませんか?
これを「浄化」と言います。
心の中に抑圧されたものを流して心が軽くなる心理的作用のことです。
描いただけでもかなりスッキリされると思います。
長年同じ様に苦しい思いがあったり、なんでいつもこうなんだろうって思われる時、
心理カウンセリングの中で この絵を 抑圧されている 「なんか」を 一緒に紐解いていくお手伝いをいたします。
紐解いていく内に、抑圧は悪いものではなく、実はご自身を守ってきてくれた なんとも頼もしい騎士の様であったと
愛おしくなってきます。自分を守る自分の力 なんです。
抑圧していたものが何なのか。
自分を何から守ってきたのか。
どうやって守ってきたのか。
心の中を紐解いていくと、何とも温かいものがじわっと浮かんできます。
心の中の頼もしい騎士に、会ってみたいと思われる方はご連絡くださいね。
心理学を日常にお役に立てて頂けると嬉しいです。