人付き合いが疲れた方へお勧め ゲシュタルトの祈り
ストレスケア
コロナ禍で、ある意味、身近な人との人間関係がより密になった方も多くおられるのではないでしょうか。
密になる事は、ある意味ではとても素晴らしく、ある意味では人を疲れさせてしまう事もあります。
身近な人であるが故、お互いを尊重する事を忘れてしまうと、あるいは、相手を尊重するあまり自分を尊重する事を忘れてしまうと、疲弊してしまう事もある様です。
講座の準備をしていたら、ゲシュタルトの祈りを久々に見ましたので、今、とても必要な言葉だと思いました。
もし、心が疲弊しかけていたら、一度取り入れて頂きたい視点のひとつです。
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I do my thing, and you do your thing.
I am not in this world to live up to your expectations.
And you are not in this world to live up to mine.
You are you and I am I.
And if by chance we find each other, it’s beautiful.
If not, it can’t be helped.
Frederik S. Perls,M.D
私は私のことをする。あなたもあなたのことをする。
私はあなたの期待にこたえるために生きているわけではなく、あなたもそう。
でも、縁あって、私たちが出会えたならそれは素晴らしい。
もし、そうじゃなくても仕方のないこと。
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一言で言えば、私は私。あなたはあなた。
一人の人間として、お互いに尊重すること。
これは相手だけではなく、自分に対しても言える事です。
どちらかが相手に時間や気持ちを搾取されたり、我慢をしている関係性は健全ではないのだと思います。
相手が搾取しているつもりがなくても、自ら自分を犠牲にして捧げる方もおられます。
自分も相手も、どちらの命が上、どちらの人生の方が大事 という事はありません。
どちらも大切なのです。だから、縁あって出会えたら素晴らしいが(私は、縁あって一緒にいれば という意味だと捉えています)そうじゃなければ仕方ないね っていう事なのだと思います。
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パールズ夫妻が、ゲシュタルト療法の中で使われた祈り です。
ゲシュタルト療法とは、気付きに始まり気付きに終わるといわれるくらい 人が「今、ここ」で自分を取り巻く世界をどのように認識しているのか。その認識を時には広く、時には深く、繊細に扱ってゆきます。
また、問題なのは 過去の辛さ、その時の問題なのではなく、
その過去の問題を引き続き今も持ち続けているという事だと教えてくれます。
ゲシュタルト療法については また後日詳しくご案内したいと思います。。。