コロナ禍の2021年に向けて思う事。あなただから出来ること、絶対あります!
ストレスケア
昨年の年明けには、この様な世の中になるとは、まったく想像もできませんでしたね。
2020年は、色々な意味で、考えさせられる1年となりました。
当サロン、当スクールにも、これまでとは違った主訴でご来店、ご来校くださる方が増えました。
昨年4月に緊急事態宣言が出てから早10か月。緊急事態宣言より前から兆候はみられ、世界中がコロナと長い付き合いになりました。
まだ、この状況は続き、二回目の緊急事態宣言も検討に入っていますね。
先の見えない不安、予測のつかない事態に、計画が立てにくく、自分でハンドル出来ない状況に、疲弊してきている様な気が致します。
今までのやり方が通用しない。頑張る方向がわからなくなる。
「いつ元に戻るんだろう」という想い。
元来、人は変化を嫌う生き物だといわれています。脳は知っている事を好み、知らない事を嫌う傾向にあるといわれているのもその理由の一つです。また、これまでの世の中、今までのやり方、今までの自分を取り巻く環境が失われてゆく喪失感を感じてゆくのも、変化を嫌う理由のひとつです。
今までのやり方が通用しないって自分がこれまで培ってきたものへの執着や思い入れ、何より自分の誇り があるから、頑張ってこられた方は頑張ってこられた分、そのお辛さはひとしおだと思います。
「今までのやり方は通用しない」とばっさり切り捨てるのではなく、
頑張ってきた中に、ご自身の 例えばお商売をされていればそのお商売の良さ、利点、なぜ人が自分の商売を支持してきてくださっていたのか の強みを書き出してみられてはいかがでしょうか?
会社員の方も、ご自身の強み をぜひ再認識なさってみて下さい。
ここに、新しい年に生きてゆくヒントが隠されている様な気が致します。
この時にとても大切な事は、セルフアクセプタンス。自己受容 です。
これは、お仕事に関係なく、心理をお伝えしていく上で、当スクールの生徒さま全員にお伝えしている事ですが、これまでの自分はなくさなくて良い を作ってゆくのです。
人は自分の嫌なところ、変えなくてはいけない と思っているところに焦点があたりがちになりますが、
裏をかえせば、それだけ自分が思い煩うくらい、自分の中で大きい存在をしめる自分 なんです。
そして、物事には両側面の見方がある という事を思い出して頂きたいのです。
陽の光は、強すぎると眩しくて、朝はカーテンで光を遮ったりしますが、
その光が植物を育て、太陽光は殺菌作用があり、心へはセロトニン(幸せホルモン)が増え精神の安定につながるという利点があります。
優しさも、過ぎてしまうと、人を甘やかしたり、自分を犠牲にしてまで人に尽くしてしまうと疲弊しますが、自分も人も大切にしながら人に優しくすると、自分の幸福感は優しくされるよりUPします。
ご自身の中の気になる自分 がいたら、その両側面をしっかり見つけて頂きたいなと思います。
その考え方が、これからの時代、きっと、自分にしか出来ない事 自分だから出来る事、自分なりのやり方を見つけるキーとなると思います。
コロナ禍が1日も早く過ぎ去る事、マスク無で安心して暮らせる世の中になる事を 切に願います。
皆様のフルフェイスの笑顔に1日も早く会えます様に。