人の評価を手放してみると、心の力が抜けるかもしれません
ストレスケア
人はそれぞれ違います。
同じ出来事が起こった様にみえても、それまでの経験やその人の性質で、みえてくる事象が違ったり、その人の環境等によっても、感じ方は異なります。
例えば、今回の新型コロナウィルスに対する恐怖心や不安感、とらえ方って、漠然とした不安は根底にあっても、人それぞれ違うと感じました。
基礎疾患を持っている人、家族にご年配の方がいる人、在宅ワークの人、外に出て働かないといけない人、自営業の人、会社員の人、色んな要因が絡み合って、感じ方も異なります。
「自分だけじゃないから頑張れる」というのも本当だと思いますし
でも、その反面、自分だけじゃないから、辛いって、不安って思ったらだめ。
お隣の人はあんなに明るく普通に暮らしているのに、明るくしてなきゃ。おかしいって思われる。恥ずかしい。
と、自分がどう感じるか より、どう思われるか にばかり気がいってしまう事があります。
でも、先述した様に、同じことが起きている様に見えても、実は誰一人全く同じ経験をしている という事はないのだと思います。だから、同じ反応をする事自体、違和感を覚えます。
不安だと思う気持ちを押し殺して、何もなかったフリをするより、
自分は不安なんだなと気付いてあげる方がずっと大切です。
とっても単純な例ですが、例えば指先を切ったとします。
何か痛いなと思いながらも、傷はなかったものと無視していると、血は流れてゆくし、そこから菌がはいって化膿する事もあります。いつまでもジクジク痛んでしまう事もあります。
あ、指先を切ったな と気付くからこそ、消毒をしたり、絆創膏をまいたり、何かしらのケアをするから適切に回復してゆきます。傷の治りも早いですよね(*^-^*)
心も同じです。
気付くからこそ、自分でケアをしてあげれるんです。
誰かの評価を気にしていると、本当はしんどいのにしんどくないフリを続け、心も体も戦闘態勢を続けてしまいます。心も体も知らない間にガチガチに力が入ってしまいます。
フリをするのも、社会生活を続ける上で必要な時もあるかもしれません。
そんな時は、フリをしている事、フリをしている自分を認識して、仮面を脱いだ素の自分の時間を作ってあげて下さいね。
そして、フリをしているのは、誰かの顔色を見たり、ごまかしているのではなく、
適応能力が高いんだわ♪とご自身のコミュニケーション能力の高さも、しっかり認めてあげてくださいね。
今、日本のみならず、世界中の人々が特異な状況にいます。
「自分」の事だけ考えてたらダメ!と仰る方も多いですが、
私は、まず、まわりの評価に惑わされず、まわりの声ばかり聴かず、
まずは、ご自身の声に耳を傾けて頂きたいなと思います。
自分に余裕が出ると、人は自然にまわりの事も考える様になります。
だから、安心して、まずは、ご自身が満たされる時間を持って下さいね。
評価を手放して、うーんと自分を甘やかす時間を持って下さいね。
何より、大切な大切なご自身を慈しんで下さい(*^-^*)
他の事は満たされると後から必ずついてきます。
どうしても周囲の声が頭から離れないという方は 現在オンライン(スカイプ)で心理カウンセリングを行っておりますので、ご活用下さい。