希望の捉え方の違い
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希望と聞くと、何を連想しますか?
明るい未来?
なりたい自分?
それとも、
質の悪いもの?
落胆?
ひとつの言葉から、思いつくものは人それぞれ。
明るい未来を連想する人は、質の悪いものや、落胆を思いつきにくいかもしれないし、
質の悪いものや落胆を連想する人は、明るい未来やなりたい自分を思いつきにくいかもしれません。
希望という言葉を叶う可能性のあるものと捉えると、明るい未来につながるし
叶わないのにかすかな期待を感じさせると捉えると、質が悪いとつながってきます。
これは性格によってそう感じると思われがちですが、
経験から、この感じ方が逆転する事もあります。
この経験がその人のその時の感じ方、考え方をつくってゆきます。
経験は、ご自身の経験もそうですが、ご自身が経験していなくても、側にいる人から聞かされ続けていれば、それも経験になっていきます。
希望は叶うものではない。と感じる時は、叶うと期待をして、その期待を裏切られるなら、
それなら、叶わないと最初から諦めた方が苦しまなくて良いという人の心が作り出す防衛機能です。
色々なシーンで、人の心は、自分を守る様に動きます。
だから、人は生きられるのだと思います。
誰もが、この防衛機能は持っています。
でも、強すぎると、人との関わりや自分との関わりがしんどくなる事があるかもしれません。
防衛機能が働いても、
それでも、諦めたくない夢 や こうなりたいという想いが出てきた時には、
是非、手放さずにいて頂きたいなと思うのです。
前に進めなくても、動けなくても、ただ、その諦めたくない方向をみているだけでも良いのです。
遠くから眺めているだけでも良いと思うのです。
まわりから急かされても、
自分で動くと決める日が来るまで。
ただ、そこから目だけは離さずにいていれば、いつか必ず動ける日が来ます。