あの人と話すといつも後味が悪いコミュニケーション
ブログ
あの人と会うと、いつもなんだか後味が悪い。
何故か知らないけど、いつも言い合いになってしまう。
今日は穏やかに優しく話そうと思っても、なぜか、同じ結果になってしまう。
こんな経験ありませんか?
よっぽど相性が悪いのか、性格や気質によるものなのかと思われがちですが、
実は、これらは、同じコミュニケーションパターンを繰り返しているのです。
心理学では、これらは「ゲーム」と呼ばれています。
不毛な堂々巡りを繰り返してしまうこのゲーム。
例えば、
「何食べたい?」
「なんでも良いよ♪」
「じゃ、焼肉にしよう!焼肉食べたかったのー♪」
「うーーん、焼肉・・・・」(気乗りしない顔)
「気分じゃないかー。じゃ、イタリアンは?」
「うーん、イタリアンねー」
「そっか。お寿司は?」
「お寿司好きじゃないのよ」
・・・・・・
何食べたいの!? 何でも良いって言ったじゃない!ってなってしまいますよね。
これは、Yes,but というゲームが行われています。
これでは、いつまでたっても、ごはんを食べにいく事は出来ないですよね。
きっと、決まらないと思います。
優柔不断で決められないという人なのですが、
無意識のうちに、相手に従わない事で、自分の優位性を保っている場合があります。
もし、本当に何でも良ければ、焼肉でもイタリアンでも何でも良いのではないでしょうか。
毎回、不毛な堂々巡りが続く様でしたら、対応策はひとつ。
このゲームから降りる事です。
「何だったら食べれそう?」
「お腹すいてないんだったら、ごはんやめる?」
「決まったら言ってね♪」
と、提案しては否定されるこのパターンをいったんやめてみましょう。
ゲームはその他にも、色々なパターンがあります。
「この子好きだけど、何かいつもしんどくなる」
と思われたら、コミュニケーションのパターンを変えてみてはいかがでしょうか?
ご自身がしんどくならない様な方法を、少しずつこちらのブログでお伝えしていきたいなと思っています。