打ち明け話には、褒める をいれない
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心理カウンセラー養成スクールでお話の聴き方トレーニングを担当しておりました経験より。。。
「褒められる」って、素敵ですよね。
つい、私も褒められると嬉しくなったり、こそばゆくなったり。嫌な気は一切致しません。
むしろ嬉しいです♪♪♪
ただ、誰にも言えなかったこと、その方の打ち明け話をお聞きする機会があれば、ちょと心にとめて頂きたいのです。
それは、褒めない。
褒めるという行為は、評価を伴っています。
皆さん、ご経験ないでしょうか。
褒められると、そうであろうと努力をしたり、褒められない行為は隠そうとすることを。。。
例えば、キレイね と言われれば、人は少し身だしなみに気を遣う様になったり、
ホントいつも優しいですね と言われれば、そう言ってくれる人には、つい いつもより優しくふるまっている自分がいたり。
本当にいつもあこがれています!と言われると、本当は失恋した話をしたかったのに、出来なくなったり。
頑張ってるよねと言われると、本当は頑張れない自分を隠したくなったり。
褒められると、そうではない自分を見せられなくなってしまいます。
大切な打ち明け話や、ネガティブな気持ちの時のお話を聴く時には、
うん、うん。とただ、じっくり聴いてあげる方が、相手は話しやすいのです。
もし、「私、頑張ったのに」とご自身がおっしゃった時には「うん。頑張ったよね」と追随してあげるのは
お相手の力になります。
相手が言ってない事は、褒めない
自分自身を褒めたり認めたりしている言葉が相手から出たら、追随してさしあげる
ちょっと頭の片隅にでも残して頂けたらな と思います。