とある日のバウムテスト
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バウムテストは、その人の心の状態を知るために木の絵を描いていただく絵画テストです。
木は地球上に直立をしているので、投影しやすいのです。
※投影:ものに心を映し出すこと
当サロンでは、木を描いて頂いた後、描いた木についてお話を進めてゆきます。
書くたびに、違った木になるので、私は、ふと思い立った時に書いて自分の心の状態をみています。
投影は、無意識に行っているので、気づいていない自分の心が出てきたり、あーだからか。。。と後で納得できる様なことが起こります。あーだからか は、だから、しんどかったんだ とか だから今新しいことに踏み出せたんだ とか。
バウムテストの基本的解釈ですが、
幹は生命エネルギー
花や葉は目標
実は達成感
枝は知性
切り株やうろは心や体の傷
根は家族間を表します。
描いた絵をもとに色々とお話を伺っていくうちに、ご自身の中での気付きが生まれます。
この木を描かれた方は、バウムテストの後、
今までなんでも自分でしないといけないと思っていたけれど、そういえば、最近、人に頼ることが出来る様になったと、思った。
古い葉と若い枝と花は繋がっていることに対して
自分の事をすべて消したいと思っていた。でも、繋がっているといわれ、今あるのは、これまでの自分があるからなんだと思えた と思われたそうです。
最後に、一番太い幹の真ん中にある木のうろ(穴があいているところ)に手をあてると、なんだかじわーっと温かい感じがする と仰っておられました。
今あるのは、これまでの自分があるから。
この気付きは、これから生きてゆかれる上での何よりの力になられると思います。
※上記はお客様に承諾を得て掲載をさせて頂いております。