起立性調節障害かもしれません。
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ふらふらする。
気分が悪い。
めまいがする。
など、朝起き上がれなくて、夜にむかうにつれ元気になり、夜はゲームやテレビをみて、元気そうにみえる。
つい、「夜寝ないから朝起きれないのよ!!!」と親としては怒りたくなってしまいますが、
怒る前に、「起立性調節障害かも。」と少し疑ってみてください。
寝ている時は、脳と心臓が同じ高さにあり、脳にも血液が十分に行き渡っているのに対し
起き上がると、重力の関係で下半身に血液が集まり脳に血液が足らなくなります。
通常は、この様なことが起こらない様に体は自動的に私たちが気づかない間に調整をして、脳にも血液が行き渡るのですが、自律性調節障害の方は、この調整がうまくいかずに、脳に血液が足らない状態になり
ふらふらする
めまいがする
気持ち悪い
といった症状があらわれます。
そう。怠けているのではなく、病気なのです。
でも、中々わかってもらえずに、そのストレスでさらに症状が悪化するケースも少なくない様です。
病気とわかっていても、夜元気にテレビをみて普通にしているのに、学校に行く時間になれば起き上がれない。
勉強は大丈夫かしら。将来は大丈夫。。。といった不安から、親御様にもストレスがたまることもあると思います。
また、朝の忙しい時間は、ついせかしてしまったり。。。
周囲との関わり方によって症状の軽減や悪化に影響は及ぼしてきます。
今は病気で遅刻しがちだけれど、この子にはこの子の人生がある 大丈夫 と親御さまが信頼してあげることが一番の薬になるのではないかなと思います。